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簡易スイングバランサーが、高性能機に早変わり!
バーニヤ目盛りでコンマ1単位が読み取り可能

SANKO(kamoshita)スイングバランサーU専用 特注バーニヤ目盛(副尺)定規

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アクリル板、アルミ板、プリント基板等切削加工できます。疑問点、ご要望ございましたらお気軽にご相談ください。

 簡易スイングバランサーの SANKOスイングバランサーUですが、このような簡単な製品でも、バーニア目盛りを使用することでコンマ1単位までのバランスを計ることができます。

このバランサーは廉価で、場所も取らずに扱い易く非常にいい製品ですが、もう少し操作しやすく、精度を出せたらと思い作成してみました。

スイングバランサーU専用のバーニヤ定規→

透明のアクリル製です。視認性を向上の為に大きめに作られています。

 

 

使い方

通常通りにクラブを載せバランスが取れた後に、専用のバーニヤ定規を下写真の様に置いて読み取ります。

(方向は、定規の角をカットしてある方を、支点側に向けます)

 なお、スイングバランサーUは錘と本体との間に少し隙間があり、少しガタツキがあり、錘をスライドさせにくい場合があるので、計測作業をスムーズにする為に、錘の両側にスペーサーを貼りガタツキを防止する事をお勧めします。
スペーサー自体の重量が増えることで誤差を生じますが、重量が約0.5gと軽いので、測定の精度に大きく影響しません。

(実際にスペーサーを付けた場合と、そのままの状態とで比較測定した結果、0.1ポイントの半分以下程度軽く表示される様で、簡易バランサー自体の精度を考えると、この程度の誤差は無視して良いと思います。)

目盛りの読み方

上の例ですと、本尺はB9とC0の間で、B9.●ということがわかりますが、0.1単位の数値は、赤のバーニヤ目盛りと本尺の黒い線が重なった線を探します。

するとバーニヤ目盛の3と本尺の線(A6)がピッタリ重なっています。
(この定規は見本で、3だけ黒くなっています。)

ちなみに、バーニア目盛りを読むときは本尺の数字は関係ありません。重要なのは本尺の目盛りの線と重なっているバーニア(副尺)の目盛りです)

この重なっているバーニア目盛りの数字が10分の1単位の数値で、0.3ということが読み取れます。

よって、B9+0.3=B9.3 と読みます。 

参考の為、バーニヤ目盛りを解説してあるページを紹介しておきます。

副尺の原理:http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/freestdy/WCsub/vernier.htm

ウィキペディア:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%82%A2